ホリエモンの「手取り14万」炎上騒動について感じたこと

貧困日記


たまたまヤフーニュースで目にしたのだけど、何やら「手取り14万」というワードが Twitter 上で話題になっているらしい。

確かに良くも悪くも SNS で盛り上がりそうなワードではあるが、ヤフーのコメント欄でもおびただしい数の賛否の声が飛び交っていた。


ホリエモン「手取り14万? 日本が終わってんじゃなくて『お前』が終わってんだよwww」


堀江貴文氏「何も考えず仕事してることが間違い」“手取り14万”がSNSでトレンドに
https://www.daily.co.jp/gossip/2019/10/08/0012772148.shtml



とりあえず記事内容を読んでもコメント欄に目を通しても、手取り12万の人間からしてみるとぶっちゃけ蚊帳の外感が半端ない。

手取り14万で終わってるのなら俺は一体何なんだろうか?
と考えてみたが、多分存在すらしていないことになっているのだろう。


というか、今月からもう手取り12万どころか10万ちょっとになりそうなんだよな。
ブログのタイトルも変えなきゃいけなくなってしまう。




まあそれはさておき、正直なところ記事中の堀江貴文の言葉は物凄く突き刺さった。

警備員もレジ打ちも経験したことがあるからこそ、「何も考えずにそんな仕事をしていることが間違い」という彼の指摘はズッシリと重く響く。


まさにおっしゃる通り、ぐうの音も出ない正論だ。




ブラック企業は滅びるべきだと思うし、同じことを政治家なんかが言っていたら「それをお前が言うな」とツッコミを入れたくもなるが、一個人への厳しいダメ出しだと思えば割とすんなり受け止められる。


ただ、日本自体もヤバいのは確かだと思うので、より正確に言えば「日本も終わってるしお前も終わってる」ってとこがリアルな現状なのだろう。






こんな厳しい世の中では自分の力で生きていかなければならない。

誰も守ってくれなどしないし、ちょっと前に話題になった年金制度の崩壊を振り返ってみてもわかるようにもはや国もあてになりゃしない。


日々学習し、自分の頭で考え、目標に向かって行動していかねばならないのだ。





「お前は終わってる」と言われれば、確かにそりゃ間違いなく終わってるだろう。


32歳高卒アルバイト、手取り10万。
頭の悪い役立たずの凡蔵、さらに加えて悪臭人間ときたもんだ。


もう笑ってしまうほど終わっている、自分でもよく生きているなと思う。




しかし、笑ってしまうほどのどん底状態だからこそ逆に吹っ切れてきた部分もあると、最近になってよく感じる。


金、家族、恋人、友人、何一つ持っていない。
もう失うものなど何もないし、やるだけやって駄目なら死ぬだけだ。




ホリエモンは別に好きでも嫌いでもないが、こんな形で元気をもらうとは思わなかった。

心機一転また明日からやるべきことを淡々とやっていこうと思う。




おわり

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